報道陣の前で、深々と頭を下げた女性。
先週、無免許運転が発覚した、静岡県議会の中山真珠議員(28)。
静岡県議会・中山真珠議員「心よりおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした」
中山県議は、2023年4月に行われた静岡県の県議会選挙に、国民民主党から出馬。
県内では、戦後最年少となる当時27歳で初当選を果たした。
その後も議員活動の様子や、短くカットしたヘアスタイルなどをSNSにアップしていたが、4日になり、事態が一変した。
中山県議が、静岡市内で自家用車を運転していた際、一時停止をしなかったとして、警察官に止められたことで、無免許運転が発覚した。
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静岡県議会・中山真珠議員「8月1日に身分証明書として免許証を提出した際、失効に気づき、更新するまでは公共交通機関を利用するよう、心がけておりましたが、4日はどうしても時間に間に合わないという意識に駆られ、重大な過ちを犯してしまいました」
中山県議によると、免許が失効したのは、2023年5月だった。
しかし、引っ越し後に住所変更をしていなかったため、免許更新の通知はがきが手元に届かず、失効に気づけなかったと釈明。
また中山県議は、免許失効を認識した翌日の8月2日にも、車を使って免許センターへ。
会見では、その理由をこう説明した。
静岡県議会・中山真珠議員「(免許センターに行った)2日の件につきましては、本当にお恥ずかしいところなんですが、免許の失効から3カ月間(※実際は6カ月)は、復帰が可能だということを聞いて、その間は乗っても大丈夫なのかなと、そのように勘違いをしておりまして…」
自身の進退について、中山県議は「現時点では県議としての活動にまい進することで罪を償いたい」などとして、辞職を否定し、重ねて謝罪した。
静岡県議会・中山真珠議員「『若い人に政治なんか任せちゃだめだ』と言われてしまいかねないことをしたことが、本当にふがいなく思います、申し訳ございません」
中山県議は問題発覚後、国民民主党県連に、離党届を提出。
所属する県議会の会派からは、除名処分を受けている。