4日、福岡から台湾へ離陸直前の中華航空の機内でトラブルが起き、その様子をカメラが捉えていました。
乗客の女性が「何さまだ!」などと声を荒らげ、客室乗務員に迫ります。
客室乗務員
「お会いできて光栄です」
乗客の女性
「うれしくない、最悪だよ。最悪の経験だ」
客室乗務員はなんとかなだめようとしますが、女性は「信じられない」と落ち着くどころか徐々にエスカレートしていきます。
動画を撮影していた乗客に対して――
乗客の女性
「おい、何してるんだお前、ハラスメント」
なぜトラブルが起きたのでしょうか。
台湾メディアによると、乗客の女性は日本人で、客室乗務員が日本語で対応しなかったことに激怒し、「ここは日本だ。日本語を使うべきだ」などと怒鳴ったということです。
この事態に航空会社は、フライトの安全性を保(たも)てないと判断したため、航空機からの退去を要請しました。この影響で、離陸が約40分遅れたということです。