人気K-POPグループ、BTSのJIMINの顔になろうと、過去1年にわたって12回の整形を行ったカナダ人俳優のセイント・フォン・コルッチさん(22)が、整形手術の合併症で死去した。Daily Mail Online やTMZが報じた。
これまで22万ドル(約2,860万円・1ドル130円計算)をかけ、アゴ、フェイス・目・眉リフト、鼻、唇縮小などの整形手術を受けてきたセイントさんは23日朝、韓国の病院で死去。昨年11月に行ったアゴのインプラント手術で合併症を起こし、22日夜に除去手術を行ったが、そのまま帰らぬ人となった。
セイントさんは韓国ドラマ「プリティ・ライズ(英題) / Pretty Lies」でJIMINを演じるため、この大規模な整形手術を行ったのだという。撮影は昨年12月に終了しており、今年10月にアメリカの大手ストリーミング局で配信予定だ。もともと音楽業界での活躍を夢見て2019年に韓国にやって来たセイントさんは、今回のドラマ出演を飛躍の足掛かりにしたいと考えていたとのこと。
セイントさんの代理人は、彼が“西洋人の顔”では韓国では仕事はもらえないと感じていたと明かす。「彼は自分の見た目を不安に思っていました。彼は自分のとても四角いアゴのラインが好きではなく、多くのアジア人が持っているようなV字のアゴになりたかったのです」とリスクを承知で、アゴのインプラント手術に踏み切った理由を説明した。(朝倉健人)