糖尿病治療薬「マンジャロ」を無許可で販売したとして、大阪府警が医薬品医療機器法違反(販売業の許可など)の疑いで男女3人を書類送検したことが報じられ、SNS上では大きな衝撃が走っている。
マンジャロは本来、医師の処方が必要な劇薬に指定されているが、近年は「メディカルダイエット」と称して自由診療や個人間取引での転売が横行しており、当局が監視を強めていた。
- 大阪府警が糖尿病治療薬「マンジャロ」を無許可で販売した疑いで男女3人を書類送検した。
- 摘発のニュースを受け、SNS上で勧誘を行っていたアカウントが相次いで削除や非公開化に踏み切っている。
- オンライン処方のイメージモデルを務めていた「ゆいぴす」の画像が突如AI女性に差し替わり、波紋を広げている。

News22 Visual Archive • In-Depth Coverage
今回の摘発が報じられた直後から、SNS上で同薬の勧誘や販売を行っていた複数のアカウントが、一斉に投稿を削除したり、アカウント自体を閉鎖したりする動きを見せている。
摘発を機に広がる動揺、SNS上の「逃亡劇」の実態
ネット上では、このあまりに露骨な反応に対し、「逃げ足が速すぎる」「やましいことがないなら堂々としていればいいのに」といった冷ややかな声が相次いでいる。
特に注目を集めているのが、マンジャロのオンライン処方を謳っていたサービスの広告モデルの変遷だ。これまでインフルエンサーの「ゆいぴす」がイメージモデルを務めていたが、摘発報道と前後してその画像が突如として「AI生成された女性」に差し替わったという。
この不可解な変更に対し、SNSユーザーからは「最初からAIだったと言い張るつもりか」「証拠隠滅のスピード感が凄まじい」といった指摘が噴出している。
あるユーザーは「マンジャロを売っていた連中が、書類送検のニュースが出た途端に垢消しやAI画像化で逃亡モードに入った」と、その不自然な動向を鋭く批判した。
また、今回の摘発は氷山の一角に過ぎないとの見方も強い。SNS上では「芋づる式に何人も捕まるのではないか」という予測が飛び交い、一網打尽の摘発を期待する声も上がっている。
東京都薬務課などの行政機関から注意喚起を受けていたアカウントも、もれなく「逃亡」している実態が浮き彫りになっており、組織的な違法販売の闇が透けて見える。
さらに、医薬品の不適切な販売はSNSに留まらず、大手ECサイトなどでも「いびきを治す」といった虚偽の効能を謳って販売されているケースがあるとの報告も寄せられている。
巧妙化する隠蔽工作と「AIモデル」への差し替えが示唆するもの
専門家は、医師の診断を経ない自己判断でのマンジャロ使用は、重篤な副作用を招く恐れがあると警鐘を鳴らし続けている。
今回の書類送検を機に、広告モデルをAIに差し替えてまで責任を逃れようとする不透明な業者の実態が、改めて浮き彫りになった形だ。
当局による監視の目は今後さらに厳しくなることが予想され、安易な「ダイエット目的」の医薬品利用と、それを助長する違法販売業者への対策が急務となっている。
消費者は、SNS上の甘い言葉や、実体の見えない「AIモデル」を起用した広告に惑わされないよう、強い警戒が求められている。
