在日中国大使館(東京都港区)の敷地内に自衛隊員が侵入し逮捕された事件を巡り、参政党の神谷宗幣代表が2日、自身の見解を明らかにした。
神谷氏は今回の事案について「日本側に非がある」と断言。その上で、再発防止に向けた具体的な改善策を講じるべきとの考えを示した。
「謝罪は主張を認めること」神谷代表の慎重姿勢
一方で、中国側が今回の事件を「中国に対する敵対行為」などと誇張して報じている点については強く牽制した。
- 参政党の神谷宗幣代表が、自衛官による中国大使館侵入事件について「日本側に非がある」との見解を表明
- 中国側の過度な主張に対し、謝罪は相手の言い分を認めることになるとし、必要性を否定
- 再発防止策の重要性を説きつつ、両国が感情的に対立することへの懸念を示した
神谷氏は「謝罪という形をとれば、相手の主張を全面的に認めることになる」と指摘。国益を損なう恐れがあるとして、過度な謝罪は不要であると強調した。

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事件の当事者である陸上自衛隊の村田晃大容疑者(23)は、3等陸尉の幹部自衛官だ。
警視庁の調べに対し、村田容疑者は「大使に意見を伝えようとした。聞き入れられなければ自決するつもりだった」と供述している。
現場の植え込みからは刃物も発見されており、当初の動機は「自決用」であったとされている。
しかし、中国外務省は「神の名において外交官を殺害すると脅迫した」と主張。日本側の説明とは大きく食い違っている。
中国メディアも「軍国主義の亡霊」といった強い言葉を用い、国民に対して日本への渡航自粛を呼びかけるなど、事態は外交問題へと発展している。
神谷氏は、日本側が改善策を提示する姿勢を見せることは重要としつつ、中国側に対しても「ことが起きるたびに過剰に騒ぐのは良くない」と苦言を呈した。
自衛官の動機と中国側の主張に大きな乖離
「国と国が過度に争い合うことは避けるべきだ」と語る神谷氏。互いに冷静さを取り戻し、関係改善のための対話が必要だと説く。
また、一部の個人の行動を国全体の責任として拡大解釈することにも警鐘を鳴らした。
今回の事件は、自衛官という立場の重さと、日中間の外交的な緊張関係が浮き彫りになる形となった。
今後の捜査の進展とともに、日本政府がどのような外交的対応をとるのか、世論の注目が集まっている。