自衛官の中国大使館侵入、中国外務省が「対応は不十分」と反発 徹底調査と説明を要求

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自衛官の中国大使館侵入、中国外務省が「対応は不十分」と反発 徹底調査と説明を要求

在日中国大使館への現役自衛官侵入事件をめぐり、日中間の新たな外交的緊張が高まりを見せている。

注目のポイント⚡ 重要ハイライト
  • 小泉進次郎防衛相が在日中国大使館への自衛官侵入事件について「誠に遺憾」と表明した。
  • 中国外務省の林剣報道官は、これまでの日本側の対応を「はるかに不十分」と批判した。
  • 中国側は迅速かつ徹底した調査の実施と、責任ある説明を日本政府に対して強く求めている。

小泉進次郎防衛相は27日の閣議後会見で、事件について「誠に遺憾である」と公式に表明した。

Report coverage: 【大使館侵入】中国「小泉の対応は不十分」

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小泉防衛相の「誠に遺憾」表明と中国側の即座の反発

しかし、この日本側の対応に対して、中国外務省は早くも不満をあらわにする姿勢を示している。

中国外務省の林剣報道官は同日の記者会見で、小泉防衛相の遺憾表明について「これでは、はるかに不十分だ」と切り捨てた。

林報道官は日本政府に対し、迅速で徹底した事実関係の調査と、中国側への「責任ある説明」を厳しく要求した。

事件を引き起こしたのは、陸上自衛隊の3等陸尉である村田晃大容疑者であり、建造物侵入容疑ですでに逮捕されている。

中国側の説明によると、村田容疑者は大使館の通勤時間帯を狙って犯行に及び、不法に塀を乗り越えて敷地内に侵入したとされる。

さらに、同容疑者は長時間にわたって敷地内の茂みに潜伏していたことが明らかになっており、計画性の有無も含めて波紋が広がっている。

林報道官は、村田容疑者が一体誰を待ち構え、どのような目的で大使館内に潜入しようとしたのかについて指摘した。

逮捕された自衛官の侵入状況と浮き彫りになる懸念事項

その上で、日本側からは「今に至るまで全く説明がなされていない」と強く批判の声を上げた。

これに対し小泉防衛相は、法と規律を順守すべき立場にある自衛官の逮捕を重く受け止めている。

会見では「捜査に全面的に協力しており、事実関係が明らかになり次第、厳正に対処していく」と強調した。

だが、安全保障を担う現役自衛官が外国公館へ侵入するという前代未聞の事態は、外交問題へと発展する様相を呈している。

日中両国間では過去の歴史や偶発的な摩擦に加え、今回の異例の事件がどのように処理されるのか、今後の動向から目が離せない状況が続いている。

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