石破茂氏「少数与党という厳しい状況の中、全力尽くした」

石破内閣が発足から386日で総辞職し、石破茂首相は「いい仕事をさせてもらった」と述べました。

ざっくりPOINT
石破内閣が21日に総辞職
石破茂首相が退任時に「いい仕事をさせてもらった」と発言
地方創生2.0構想や防災庁創設準備、日米関税交渉で成果
報道の詳細

石破内閣の総辞職に対する世論の反応と今後の課題
石破内閣の退陣を受けて、ネット上では厳しい意見が多く見られました。特に「少数与党という厳しい状況の中で全力を尽くした」とする石破茂首相の発言に対しては、多くの投稿者が、「その少数与党にしたのは自分ではないか」と指摘する声を上げています。与党が議席を減らした原因の一端が首相のリーダーシップや政権運営にあると見る向きが強く、発言に対する反発が広がっている状況です。

政権後半は、参院選の敗北以降、政権運営に停滞感があり、実質的に「空白期間」だったとする意見も出ており、特に経済や物価高騰への対応不足に対する批判が目立ちました。今後の政権には、失われた信頼を回復するため、分断ではなく協調を重視した具体的な政策展開が求められます。石破首相が掲げた地方創生や防災対策などの取り組みを次期内閣がどのように引き継ぎ、発展させていくのかが重要となります。政権交代後の最初の数カ月が、新内閣の方向性を左右する大きな試金石となるでしょう。