高市総裁、片山さつき氏の入閣調整 国土交通相は自民が確保

自民党の高市早苗総裁が首相に選出された場合、片山さつき氏や松島みどり氏を閣僚に起用する方向で調整を進めています。

ざっくりPOINT
高市早苗総裁が片山さつき氏と松島みどり氏の起用を調整
片山氏を財務相候補として検討
国土交通相を自民党が確保する方針を確認
報道の詳細

女性登用と閣僚人事、ネットでは片山氏の財務相起用に関心高まる
今回の人事調整を巡っては、ネット上でさまざまな反応が広がっています。多くのユーザーが注目しているのは、片山さつき氏の財務相起用案です。Xでは片山氏の実務能力や経歴を評価する声が目立ち、特に「実務派」「官僚経験を活かせる」といった意見が多数寄せられています。一方で、閣僚候補として名前が挙がっていない他の有力議員の扱いについて疑問を呈する投稿も見られました。

また、国交相ポストを自民党が掌握する方針に関しては、公明党の連立離脱の影響や、与党内のバランスをどう再構築するかに関心が集まっています。維新との連携が進む中で、自民党が重要ポストを押さえることへの支持と懸念の両方が存在しており、今後の連立協議の展開にも注目が集まっています。

全体としては、高市総裁による女性閣僚登用の動きには肯定的な反応が多く見られ、特に片山氏については「適任」「期待できる」との声が多く上がっていました。新内閣の人事方針が具体化するにつれ、さらに議論が活発になると見られます。

自民・高市総裁 片山さつき氏、松島みどり氏の入閣調整 女性登用へ

 自民党の高市早苗総裁は、首相指名選挙で選出された場合の閣僚人事で片山さつき元地方創生担当相、松島みどり元法相を起用する調整に入った。高市氏は女性の積極的な登用を目指している。また、公明党の連立離脱により空席となる国土交通相は日本維新の会との連立が実現した場合でも自民が確保する方針だ。複数の自民関係者が16日明らかにした。

【写真まとめ】総裁選、高市氏の隣で喜ぶ松島みどり氏

 片山氏は当選衆院1回、参院3回のベテランで、総裁選では高市氏の推薦人を務めた。旧大蔵省出身で、加藤勝信財務相が続投しない場合は後任に充てる案が浮上している。同じく推薦人となった松島氏は第2次安倍晋三内閣で法相を務めた。入閣が実現すれば2014年以来となる。

 国交相は12年の自民の政権復帰以降、公明が独占してきたポストだ。高市氏周辺は「国交相は何としてでも自民が取り戻す」と語った。【畠山嵩、遠藤修平】

https://news.yahoo.co.jp/articles/d39b32f2f166d32a17fd32d901078f41007f3c4a