立憲・安住幹事長「自民党が右傾化すればするほど、我々がしっかり踏ん張らなければいけない」

立憲民主党と公明党が党首会談の開催に合意し、穏健中道勢力としての連携強化を確認しました。

ざっくりPOINT
16日、安住幹事長と西田幹事長が党首会談の開催に合意
会談後、安住幹事長が連携強化の意向を表明
自民党の右傾化に対し、対抗軸としての覚悟を示す
報道の詳細

中道連携強化に冷ややかな声も 立憲・公明の協力姿勢に疑問の声相次ぐ
立憲民主党と公明党の党首会談が予定され、穏健中道勢力としての連携強化を目指す動きが注目を集めましたが、ネット上ではこの連携に対して懐疑的な意見や批判的な反応が多く見られています。

多くの投稿では、両党のイデオロギーや過去の立場の違いを挙げ、協力関係の実効性や一貫性に疑問を呈する声が相次いでいます。また、公明党が自民党との連携を離れたことに対する評価よりも、「どの政党とも安易に組む姿勢」や「立憲民主党と似た方向性に向かうこと」への不信が目立ちました。

一方で、自民党の右傾化というテーマについても、賛否が分かれる形になっており、「右傾化」の認識自体に疑問を投げかける意見が多く、特定の政治的立場から見た相対的な評価ではないかとの見解も見受けられました。

全体として、立憲民主党と公明党が主張する「中道穏健勢力の結集」は、国会内での連携としては一定の戦略性を持ちますが、世論の側からは冷静かつ批判的な視点で見られており、今後の具体的な政策対応や選挙戦略において、どのように信頼を得られるかが問われています。

立憲・公明が17日の党首会談で合意 立憲・安住幹事長「自民が右傾化すれば踏ん張らなければいけない」

立憲民主党の安住幹事長と公明党の西田幹事長が16日、国会内で会談し、17日午後2時から両党の党首会談を行うことで合意した。会談後、記者団の取材に対し、安住氏が明らかにした。

安住氏によると、会談で安住氏は「もともと穏健中道勢力として与野党に別れていたが、考え方が似ているので、ぜひ様々な面で、全般にわたって連携を深めていきたい」と伝えた。

これに対し、西田氏は「日本の政治を前に進めるために自民党との連携を断ってこうした立場になった。無分別な連携ではなく、中道改革路線を共にやっていける連携相手とぜひこれから政治的な行動を共にしていきたい」と応じたという。

取材の中で安住氏は、会談の冒頭に西田氏と握手したことについて問われ、「穏健中道リベラルと私どもは言っているが、日本の社会の戦後を支えてきた重要な一翼だ」とした上で、「自民党が右傾化すればするほど、我々がしっかり踏ん張らなければいけないというのが公明党と私どもの考えだ」と強調した。

そして、「ある意味で再編に近いのかもしれないが、私どもも覚悟を決めて、公明党の皆さんが力強い仲間になっていただければ、対抗軸、もう一つの受け皿として、日本社会の中で国民の皆さんに訴える軸にしたい」と訴えた。

また、安住氏は、21日に召集される臨時国会で行われる首相指名選挙への対応について、「明日(17日)斉藤代表と会うので、野田代表から直接、話してもらおうと思っている」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b19d55c6a9269cdbe29f6c17509cd0e36e30ec04