高市新総裁の“馬車馬のように”発言に、フジ・佐々木恭子アナ「えぇ、ガクッ」「実際に逆行…」

フジテレビの佐々木恭子アナウンサーが、高市早苗総裁の「馬車馬のように働く」という発言に対し、現代の多様な働き方に逆行する印象を受けたと率直な感想を述べました。

ざっくりPOINT
石破茂首相の辞任に伴い自民党総裁選が実施された。
高市早苗氏が決選投票で小泉進次郎農相を破り、新総裁に選出。
佐々木恭子アナが高市氏の「馬車馬のように働く」発言に違和感を表明。
報道の詳細

発言の「解釈違い」に批判集中。背景にメディアへの信頼低下も
佐々木恭子アナの「ガクッときた」というコメントは、多くの視聴者から強い反発を招きました。ネット上では、「政治家の覚悟の言葉を企業労働の価値観で批判するのは的外れ」「発言の文脈を理解していない」「メディア側の価値観の押しつけだ」といった指摘が相次ぎました。中でも、「政治家と企業労働者を同列に語るべきではない」とする意見が圧倒的に多く、批判の主軸となっています。

さらに、佐々木アナが所属する放送局の過去の職場環境やマネジメント姿勢に言及する投稿も多数見られ、「自分たちの職場が多様な働き方を体現しているのか」という皮肉めいた反応が広がりました。特に、「働き方改革」を報じる立場にあるテレビ局のアナウンサーが、他人の働き方を評価するような発言をした点に違和感を示す声が目立ちます。

一連の批判の背景には、政治家やメディアの言葉に対する「信頼の揺らぎ」があります。高市総裁の発言は、「国の再建に向けた覚悟」を象徴するものであったのに対し、それを「働き方」の価値観で否定的に受け取った佐々木アナの発言は、発信者としての文脈理解の不足を指摘されました。

今回の件は、リーダーの発言をどのように受け止めるかという問題を超え、メディアの言葉の扱い方そのものが問われる事態となりました。国民の間では「言葉を切り取るだけの報道」に対する不信感が強まりつつあり、発言の意図や背景を正確に伝える報道姿勢が改めて求められています。

フジ佐々木恭子アナ 高市氏の“馬車馬のように”発言に「ガクッ」「企業も多様な価値観の働き方を…」

 フジテレビの佐々木恭子アナウンサー(52)が6日、フジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)に生出演。自民党の高市早苗総裁(64)に言及した。

【写真あり】高市早苗氏の夫・山本拓氏

 石破茂首相(自民党総裁)の辞任に伴う自民党総裁選が4日、投開票され、高市早苗氏が決選投票で小泉進次郎農相を破り、新総裁に選出された。

 高市氏は選出後の演説で「馬車馬のように働いていただきます。私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いて働いて働いて、参ります」と決意を表した。

 佐々木アナは高市氏の発言に「ご自身の覚悟だとは分かりましたけど、やっぱり今企業も本当に多様な価値観の働き方を実現するために管理者たちは必死なんで、えぇ、ガクッとはきました。実際に逆行…ってなって」と率直な気持ちを吐露した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4d4f707b3656bbbceaa9f57e058017a757d39162

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