826名の党員資格失権、自民党・ 中山のりひろ氏が経緯説明し謝罪

 中山展宏(@norihiron)さんがXに投稿した内容が注目を集めています。

 中山展宏さんは、自民党神奈川県連での不適切な手続きにより、自身を通じて入党した826名の党員資格が失われていたことを明らかにしました。これにより、自民党総裁選挙の投票用紙が該当の党員に送付されていなかった事実が判明したと述べ、投票権の回復に伴って選挙人数が訂正されたことを報告しています。投稿では、投票用ハガキが既に速達で届けられていることも付け加えられています。

 また、中山展宏さんは、該当党員に向けたお詫び文書も公開しています。その中で、神奈川県連での不適切な手続きにより、党費を納めたにもかかわらず党員資格や権利が失われていたことに対して深く謝罪し、改めて心よりお詫び申し上げると述べています。

さらに、自民党における総裁選は政党政治、民主主義の根幹であるとしたうえで、有権者を蔑ろにする行為は許されず、党員の自由意思を尊重しなければ国民の民意を丁寧にくみ取ることはできないと強調しています。

 自民党は現在、信頼回復への途上にあり、総裁選が実施されている最中であるとし、地方組織を含めたガバナンスの在り方を見直し、再構築する必要があると語っています。

 中山展宏さんは、問題が発覚した経緯についても詳細に説明しています。自身が紹介した川崎市多摩区と麻生区の支部所属の826名の党員が、当該党員の意思に反して神奈川県連にて離党扱いとされ、投票用紙が送られていなかったとしています。総裁選の告示から5日目になってもハガキが届かないことを不審に思った複数の党員から中山さんに連絡があり、県連に問い合わせたところ投票権が消失していることが判明したと述べています。

県連事務局の説明によれば、当時の関係者が826名の離党手続きを指図し処理したとのことです。中山展宏さんは、速やかな原状回復を要請し、急ぎ投票用紙が速達で送付されたことを報告しています。加えて、党本部総裁選挙管理委員会が選挙人数の訂正を行い、826名が追加されたことを明かしています。

 一連の投稿を通じて中山展宏さんは、党員の信頼回復と、民主的手続きの正当性を守ることの重要性を訴えました。

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