中国・武漢大学の入学式で使用された椅子が日本国旗のようだと批判され、大学が説明するも炎上が収まらない状況となっています。
ざっくりPOINT
武漢大学が入学式で赤丸の付いた椅子を設置
中国のSNSで日本国旗に見えると批判が殺到
大学がドローン空撮用の目印に過ぎないと説明
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報道の詳細
中国における歴史認識と国民感情の敏感さ
今回の武漢大学での騒動は、中国国内の歴史認識や民族感情の敏感さを浮き彫りにしています。
特に日中関係においては、過去の歴史的背景から日本に関連する象徴やイメージが強い反発を呼びやすい状況にあります。
例えば、抗日戦争の記念行事や愛国教育を通じて、日本に対する警戒心や敵対意識は世代を超えて共有されてきました。
そのため、ちょっとした表現やデザインが国民感情を刺激し、大規模な批判や抗議につながることがあります。
また、中国ではインターネット上の世論が社会に大きな影響を与える傾向が強く、今回のようにSNSで話題化すると、当事者が釈明しても収束しにくい状況が生まれます。
これは、国家や教育機関といった公共性の高い存在に対して特に顕著です。
武漢大学のケースも、大学が意図せず設定した目印が「日本国旗を連想させる」と解釈され、ネット上の反発を招きました。
一方で、中国国内でも理性的に受け止めるべきだという声があり、過度な深読みを戒める意見も出ています。
このように、ネット世論が感情的に傾きやすい一方で、冷静な視点を持つ層も一定数存在することがうかがえます。
今後も中国における公共イベントや教育現場では、歴史や国民感情を十分に意識した配慮が求められるでしょう。
素晴らしいデザインだ👍👍👍
— kym0226 (@VDwJZ5xLSgiqyXJ) September 8, 2025
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中国・湖北省の武漢大学の大学院の入学式に設置された椅子が日本国旗のようだとして、中国のSNS上で批判が殺到している。
物議を醸しているのは今月5日に行われた式典。現場で撮影された写真には、入学式会場の一部の白い椅子の背もたれ部分に赤い丸印が付けられている様子が写っている。式典で人文字をドローン空撮する予定だったため、赤いTシャツを着た学生が着席するための目印だったという。
しかし、中国のネットユーザーからは「まるで日本国旗だ」「なぜ赤い丸にしたのか。色や形を変える、椅子の色を変えるなどやりようはいくらでもあったはず」「バカでも（日本国旗と）分かる。この大学に問題がないなんて、誰が信じるのか」「とんでもない！学校関係者を徹底的に調べるべきだ」「校長は辞任せよ」「この大学はすでにやられちまってるな」といった声が上がった。
https://news.nicovideo.jp/watch/nw18223691
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