石破茂首相、アフリカ開発会議の晩さん会で愚痴「総理大臣をやっていてあまり楽しいことはない」

石破総理大臣がアフリカ開発会議の晩さん会で、総理大臣の仕事の苦労をユーモアを交えて語りました。

ざっくりPOINT
石破総理がアフリカ開発会議の晩さん会を主催
日本式のもてなしや地元・鳥取の酒を提供
総理職の苦労をぼやき会場の笑いを誘う
詳細は動画

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「あまり楽しいことはない」石破総理、アフリカ開発会議の晩さん会で愚痴こぼす

 石破総理大臣は、アフリカ開発会議の晩さん会であいさつし、「総理大臣をやっていてあまり楽しいことはない」などと愚痴をこぼす場面がありました。

【映像】石破総理のコメント

「こうして皆様方を日本にお迎えをして、テーブルを囲むことができます。大変うれしく思っております。もう仕事の話はやめましょう。疲れますから」(石破総理、以下同)

 石破総理は、21日夜、横浜で開かれているTICAD(=アフリカ開発会議)の晩さん会を主催しました。開会スピーチの冒頭、こう切り出して日本式の「おもてなし」について説明しました。

 晩さん会では、旬の食材を使った料理や地元、鳥取県のスパークリング清酒、被災地・石川県の日本酒などがふるまわれました。

 また、スピーチの最後は「石破おろし」の動きも念頭にぼやいてみせて、会場の笑いを誘いました。

「大統領とか総理大臣とかやっておりますと、あんまり楽しいことはございませんで。そこで(岩屋)外務大臣、笑わない。楽しいことはそんなに多いわけではございません」

https://news.livedoor.com/article/detail/29416615/

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リーダーの本音と外交の裏側
国家のトップに立つ首相や大統領は、国内外の重要な意思決定を担い、日々の業務は極めて多忙です。

その中で、ときに見せるユーモアや本音は、政治家の人間らしさを示す場面ともなります。

石破総理が今回披露した「楽しいことはあまりない」との発言は、皮肉や愚痴のように聞こえる一方、現代の政治家が置かれる過酷な状況を映し出しています。

外交の場では、リーダーが率直に自らの思いを語ることが、信頼関係の構築にもつながります。

また、国際会議の晩さん会は、各国との関係を深めるための重要な非公式交流の場でもあります。

料理や酒といったもてなしの工夫は、日本の文化をアピールする手段としても機能します。

石破総理が提供した鳥取県の清酒や被災地支援の意味を込めた日本酒は、単なる接待にとどまらず、国内の事情や思いを国際的に伝えるきっかけともなりました。

このような場での発言は、国内外で注目されるため、発言の背景や意図を読み取る力も求められます。

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リーダーの言葉一つひとつが、国際社会における日本の印象にも影響を及ぼすことから、今後の政治的動向にも注目が集まります。

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