【戦後80年見解】山田邦子さん、石破総理を擁護「総理のこと言い過ぎじゃない?」 

山田邦子さんがABEMAの番組で、石破茂首相の戦後80年に関する見解表明について肯定的な推測を述べつつ、首相への過度な批判に疑問を呈しました。

ざっくりPOINT
戦後節目の談話と政治的影響
首相の発信タイミングと党内事情
有名人による政治家擁護の背景
報道の詳細

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首相見解の重みと「語る資格」を巡る保守的視点
戦後の節目に総理が示す見解は、単なる個人の所感ではなく、内閣としての歴史認識と国の進路を示す対外メッセージになります。

1995年の村山談話や2015年の安倍談話が国内外の受け止めに影響したように、文言の一語一句が外交や安全保障、教育現場の議論にも波及します。

だからこそ、保守の立場からは、見解の土台に歴史研究と政策判断が緻密に積み上がっていること、そして国家の名において発する言葉が国益と国民の名誉を守るものであることが不可欠だと考えます。

一方、著名人のコメントは注目を集めやすい反面、論点が精緻化されないまま「雰囲気」で消費される危うさがあります。

特に首相見解は追悼、歴史継承、抑止力のメッセージ、近隣諸国への配慮の度合いなど、多層のバランスが問われます。

芸能人の自由な発言自体は否定されるべきではありませんが、国家の公式メッセージの重さと責任を理解し、具体的な論拠を伴う発言が求められます。

節目の表明は、謝罪の反復に回帰するのか、犠牲者への鎮魂と教訓の継承を前提に未来志向の防衛体制と国際協調を打ち出すのかという選択です。

歴史の教訓を踏まえつつも、国民の誇りと抑止力を損なわない表現で世界にメッセージを発し、内外に誤ったシグナルを出さないことが重要です。

今回の一件が示すのは、国家の言葉を巡る議論に参加する者は誰であれ、事実と責任を伴う準備が不可欠だという当たり前の基準です。

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山田邦子「総理のこと言い過ぎじゃない?」 戦後80年見解巡り石破首相の胸中推測「出したいと思うよ」

タレントの山田邦子(65)が7日配信のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に出演し、石破茂首相による戦後80年を受けた見解表明についてコメントした。

【写真あり】持ち上げた!怪力で観客を驚かせた石破首相

 石破首相は4日の衆院予算委員会で「風化を避け、戦争を二度と起こさないための発出は必要だと思っている」と述べ、自身の見解表明に前向きな姿勢。今月15日の終戦の日には示さない方向だが、別の機会に発信する可能性は残っている。

 番組には、先月の参院選で落選した自民党の“ヒゲの隊長”こと佐藤正久前参院議員が“談話を出すべきではない”という立場から出演。“村山談話、安倍談話で政府の立場表明は済んでいる”などの理由を挙げ、「石破さんは優柔不断でプレッシャーに弱くて面倒くさいものから逃げる。今回も去年総理に就任した時から準備すればいいのに今年の年明けから“やりたいな”と始めた。でも出すと党内から反発が来るかもしれない、参院選に影響が出るかもしれないとフラフラしているうちに有識者を交えた会議を開かずにここまで来てしまった。有識者を踏まえた政府としてのものは8月15日にはもう間に合わない」と語った。

 佐藤氏は、首相からは「80年談話ではこういうものを出したい」ということが伝わってこないとも。これを聞いていた山田は「さっきからずっと総理大臣のことを言い過ぎじゃない?この番組」とピシャリ。そして「石破さんは、この80年という節目の時の総理大臣は絶対にこういうのは考えていらっしゃったと思うし、出したいと思うよ。防衛大臣もなさってるから考えもあって」と首相の胸中を推測していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/74ea8396febecfc8469c47ac8136c74f31a9136f

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