石破首相、米国との核共有「しない」

石破首相は、アメリカとの核共有について「非核三原則」との関係から全く考えていないと明言しました。

ざっくりPOINT
日本の非核三原則とは
欧州で進む核共有の動き
国内での安全保障議論の今
報道の詳細

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石破首相は会見で、米国の核兵器を日本で運用する「核共有」について「非核三原則との関係で全く考えていない」と述べた。

https://www.47news.jp/12975657.html

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安全保障と非核政策のはざまで
日本の非核三原則は「持たず、作らず、持ち込ませず」を基本としており、1967年に佐藤栄作元首相が国会で表明し、その後も政府の核政策の柱となってきました。

一方で、ウクライナ戦争や中国・北朝鮮の核開発を背景に、欧州ではNATO加盟国がアメリカと核共有する姿勢を強めています。

例えばドイツやオランダ、ベルギーなどがアメリカの核兵器を自国に配備し、有事に備えて訓練を行っています。

これに対し日本では、核を巡る議論は依然として国民感情や歴史的背景から敏感な問題とされており、政治家による発言一つで大きな反響が起きる傾向にあります。

近年、一部の政治家や有識者の間で「議論をするべきだ」という声も上がっているものの、政府としての方針は明確に非核の立場を維持しています。

石破首相の今回の発言も、こうした国内外の情勢を見据えつつ、日本独自の安全保障路線を堅持する姿勢を示すものと受け止められています。

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https://sn-jp.com

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