大阪・関西万博のアンゴラ館を巡る工事費未払い問題で、建設会社の経理担当者が1億2000万円超を着服した疑いで刑事告訴・告発されました。
ざっくりPOINT
大阪府が建設業者に営業停止処分
万博関連で民間業者の経営不安が浮上
経理の不正管理が大規模トラブルに直結
大阪・関西万博はすでに開催中ですが、その裏で進行するトラブルが注目を集めています。
特に今回のように経理担当者による着服事件が発覚したことで、万博関連事業における民間業者のガバナンスや内部統制の弱さが浮き彫りになりました。
アンゴラパビリオンのような海外参加国の建設プロジェクトは、委託業者を通じて進められており、行政の目が届きにくい面もあります。
営業停止処分を受けた建設業者のように、業務上の不備や不正が結果として万博全体の進行に支障をきたすことも懸念されます。
今後は、行政による監督体制の強化と、万博参加事業者へのチェック体制の見直しが急がれます。
公共事業における信頼回復のためにも、透明性と責任の明確化が重要です。
【速報】万博アンゴラ館工事費未払い業者の経理担当者を刑事告訴・告発 1億2000万円余り着服か
大阪・関西万博のアンゴラパビリオンを巡る工事費の未払い問題で、未払い業者の経理担当者が代金など1億2000万円余りを着服したとして28日、大阪府警に刑事告訴・告発されました。
【動画で見る】1億2000万円余りを着服か アンゴラ館の工事費未払い問題で建設会社の経理担当者を告訴・告発
業務上横領の疑いで刑事告訴・告発されたのは、アンゴラパビリオンの工事を担当していた大阪市鶴見区の建設会社「一六八建設」の経理担当者の男性です。
告訴状などによりますと、経理担当者は去年11月から今年5月の間に26回にわたり、会社の売上金など1億2000万円余りを着服した疑いがあるということです。一六八建設は経理担当者の着服が原因で、下請け業者らに対し、1億円を超える代金が支払えていないということです。
一方、経理担当者は会社に対し、「一六八建設への貸付金などを返してもらっただけ」と着服を否定しているということです。
一六八建設を巡っては、許可なくアンゴラパビリオンの工事を請け負ったとして、大阪府が22日、建設業法に基づき、8月6日~9月4日までの30日間の営業停止処分を出しました。
一六八建設の社長は取材に対し、「今年1月に許可申請を出す予定だったが、この申請も経理担当者に任せていて、結果的に出せていなかった」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e2d38646ee4980ff9a63950cd69a9be7d86db92
一企業内の金の揉め事やんけ
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— 灰鳥 (@haidori18) July 28, 2025