動画クリエイターのゆうじさんがXに投稿した動画では、街頭で高齢者にインタビューし、自民党への投票理由を聞く様子が映されています。
投稿の中で、高齢者の男性は「今度は自民党に入れます」と語り、その理由について「この間の選挙があまり良くなかったもんで」「今回は可哀想だから自民党に入れます」と述べています。
また、自民党の石破茂氏について「高齢者や貧困の人たちに力を入れている」「心があると思った」とも話しました。
以前は友人からの頼みで公明党や共産党に投票したこともあったそうですが、今回は自民党に投票するとのことです。
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“情”と信頼が支える投票行動
高齢者が自民党に投票し続ける背景には、長年の支持による信頼感や、人物への共感といった「情」が大きく関わっていると考えられます。
石破茂氏のように、個人としての活動が高齢者に響いているケースでは、政策だけでなく「思いやり」や「真面目さ」といった人間性が評価されていることが分かります。
また、高齢者の中には、周囲の人間関係や依頼を受けて投票先を決める人もおり、家族や友人の意見が影響する場面も多く見られます。
さらに、日本の政治は長年にわたり自民党中心に運営されてきたため、政権与党としての「安定感」を重視する傾向も根強いです。
このように、単なる政策評価だけでなく、過去の経験や人柄への信頼、そして社会的なつながりが高齢者の投票行動に大きく影響していることがうかがえます。
高齢者が未だに自民党に投票し続ける理由 pic.twitter.com/Nl2RUXsK0l
— ゆうじ (@Y_UJIUJI92) July 2, 2025
変化する政治環境と今後の課題
今回の動画で浮き彫りになったのは、政策や実績だけでは測れない投票行動の複雑さです。
高齢者層が自民党を支持する背景には、過去の実績や政党への安心感、そして個人への共感といった要素が大きく関与しています。
しかし、日本社会が直面している少子高齢化や社会保障の問題は、長期的視点での政治判断が求められる分野でもあります。
今後、若者層との意識のギャップが広がれば、世代間の対立や政策のバランスにも影響が出る可能性があります。
政党や政治家は、高齢者だけでなく全世代の声に耳を傾けながら、感情と理性の両面に訴えかける政治姿勢が問われる時代に入っていると言えるでしょう。
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