京都を旅行中の韓国人男性が、同じ韓国人女性観光客のスカート内をスマートフォンで盗撮したとして現地警察に逮捕され、韓国内でも「国の恥」として非難が集まっています。
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- 京都で韓国人男性が韓国人女性を盗撮→現行犯逮捕
- 韓国内でも「国の恥」として強い非難の声
- 観光マナーの欠如が国のイメージに直結する時代へ
既にイメージは悪化してる。
— NISHIICHI (@0niwe1sist03) May 4, 2025
もう手遅れ。だがまだ恥だと思う心があったのはびっくり
— まーくん🕊️☕🐥🐣 (@LQcr64a1hd50116) May 4, 2025
いやもう既に⋯
— パリッサ💸大阪 (@sapparisappari3) May 4, 2025
とっくの昔にイメージなんて地に堕ちてるけど
— 青りんご (@n38XDhBZ72IC0qn) May 4, 2025
“観光客の行動”が国家の印象を左右する時代
現代において、観光客一人ひとりの行動がその国の「国民性」として認識され、国家全体のイメージに直結することが増えています。
特にSNSの普及により、旅行中のトラブルや不適切な行為は瞬く間に拡散され、国籍を明示した形で「○○人がまたやった」と一括りにされる傾向があります。
観光大国である日本では、増加する外国人観光客の中でも、ごく一部の行動がマスメディアやネット上で大きく取り上げられ、国家間の感情的な対立の火種となることも少なくありません。
これは日本に限らず、世界各地で共通する課題です。
特定の国の旅行者に対する“ステレオタイプ”が固定されてしまえば、他の大多数の誠実な観光客にとっても不利益となる可能性があるため、個人のモラルとともに、送り出す側の啓発や教育もますます重要になってきています。
求められるのは“旅の自由”と“公共意識”の両立
かつての「観光=贅沢」というイメージは過去のものとなり、今や誰もが気軽に海外へ旅立てる時代となりました。
LCCの普及やビザ制度の緩和により、短期の訪日旅行も身近になりましたが、その一方で問題視されているのが、訪問先での公共マナーの欠如です。
観光は本来、文化の交流と理解を深める貴重な機会であるべきですが、旅先での振る舞いが「迷惑行為」や「法律違反」となれば、逆に国際的な反感を買う結果にもなります。
近年は各国政府もこの点に強い関心を持ち、自国民への「出国前マナー教育」や、留学生・観光客への倫理指導を強化しつつあります。
今後は「観光の自由」と「公共意識の醸成」を両立させるための国際的な連携も必要となってくるでしょう。
旅は個人のものですが、その影響は国全体に及ぶという現実を、多くの人が自覚すべき時代に突入しています。