「意外と頑丈」「1分でできた」 新聞紙でスリッパを作る方法

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地震や洪水などを始めとする自然災害は、いつ起こるか分かりません。

もしもの時に備えて、避難経路の確認や防災グッズなどを準備しておくことが大切です。

災害時に靴がない!そんな時は…

地震や火災が起こった時など、一刻も早く家から脱出しなければならない場合、靴を履いたり、持ち出したりする余裕がないことも考えられます。

子供の頃に学校であった避難訓練でも、上履きのまま校庭に逃げましたよね。

しかし、災害時には割れたガラスやガレキの破片などが落ちている可能性があり、裸足のまま歩き続けることは危険。

さらに冬季などであれば、避難所で厳しい寒さに襲われる恐れがあります。

そんな時に、覚えておくとよいのが、新聞紙でスリッパを作る方法です。

新聞紙で簡易的なスリッパを作る方法はいくつかありますが、今回は四国防災共同教育センターのウェブサイトで紹介されていたものをベースに作ってみます。

折り紙でツルを作れないほど不器用な筆者ですが、果たしてうまく作ることができるのでしょうか。

さっそく挑戦してみます!

新聞紙スリッパの作り方

2つ折りにした新聞紙を、手前から4ぶんの1に折ります。

まずは一度半分に折り、できた折り目に向かって折ると分かりやすいでしょう。

次に、折った部分の左右の角を三角に折っていきます。

両方折るとこのような形です。

最初に折った部分を軸にして、縦に折っていきます。

表裏をひっくり返し、左右から3ぶんの1のサイズに折っていきます。

両方折ると、このような形になります。

上に重なった方の角を、下側に挿し込んでいきます。

挿し込むと、このようになります。

ひっくり返すと、足を入れるポケットができています。

この状態でも使えますが、角を小さく折り曲げると、よりスリッパのような形になりますよ。

完成した形がこちら!不器用な筆者でも特に苦労せず作ることができました。

1枚の新聞紙で作れる簡易スリッパは1個のみ。1足分作るには、2枚の新聞紙が必要です。

履いてみるとこんな感じ。

筆者の足のサイズは26.5~27cmで、少し余裕のあるサイズ感です。

子供用に作る場合には、さらに半分に折りたたんでから作成するとよいでしょう。

テープなど何も使用していませんが、思ったよりしっかりしていて驚きました。

余った新聞紙を折り重ね、中敷きとして使えば、より足元を頑丈にすることもできます。

新聞紙スリッパはあくまで簡易用。緊急時に備えて、使わない靴やスリッパなどを枕元に常備しておくことが望ましいでしょう。

しかし、新聞紙スリッパがあれば、最低限の危機回避や足の冷えなどの対策になります。

慣れてしまえば1分ほどでサッと作ることができるので、いざという時のため、覚えておいて損はなさそうです!

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