Day: June 3, 2023

就職活動では大学名などでふるいを掛ける「学歴フィルター」があるといわれている。その存在を公言する企業はないものの、毎年のように学歴フィルターが話題となり、書類選考の段階で“門前払い”されることに不満を抱く就活生もいるようだ。では、学歴フィルターがなくなれば、よりフェアな採用が実現するのだろうか。近著が話題の、元少年院教官という異色の経歴を持つVTuber「犯罪学教室のかなえ先生」が、実際の相談に回答する形で、学歴フィルターとの向き合い方について解説する。 【画像】相談に回答してくれたのは、日本初の元国家公務員の男性VTuber「犯罪学教室のかなえ先生」 【お悩み】なぜ採用には「学歴フィルター」がある? もっと学生の内面を見てほしい! 就活生です。学歴フィルターに悩んでいます。教育にお金をかけることができる家庭の割合の多い上位大学生が、就活でも有利な状況に不満があります。私は大学に入ってから将来のために資格などもたくさん取得しました。しかし大学に入るまでの経歴を重視される結果、上位の大学卒業者が多い企業に応募すると書類選考で落とされてしまいます。人生経験やその人の内面を重視する選考方法にならないのはどうしてでしょうか? 【回答】学歴は“品質証明書”。経験重視になると就活はもっと悲惨になる うわー、めっちゃわかるわー……おっと、つい心の声が出てしまいました。 さて、回答する前にまずは「学歴フィルター」の説明をしなければなりませんね。これは、企業が採用希望者の選考活動において非公式に設けている、卒業予定の大学名や学歴だけで就活生をふるいにかけるシステムのことを言います。 一応、非公式なものですから、一般に採用側の企業は認めていませんけども、足切り基準を満たした学歴(本当は学校歴が正しい表現です)がないと、企業の採用説明会を予約しようとしても常に満席と表示されて参加できないということが実際にありました。 これって、すごく不公平に感じますよね? 皆さんはどう思われますか? もしかしたら、学歴フィルターを感じたことがある人もいるかもしれませんね。 ここで少し考えてみましょう。 なぜ、就職活動において、学校歴や学歴が重視されるのでしょうか? 採用する側の企業はどのような人材を求めているかという視点で考えます。単純に突き詰めると、採用後会社に利益をもたらす可能性の高い人間だと言えそうですね。 このような意図で採用選考が行われる場合、学歴は「その人が大学に入るまでにどれくらい努力をしてきたか・努力できる人だったのか」が一目でわかるその人の品質証明書として機能すると思いませんか? もちろん、学歴だけでその人が本当に優秀かなんてわかりません。しかし、「学歴を手にするまでの努力と望ましい結果を出すことができる人間である」と仮の人物評価を置くことはできそうです。そういう意味で「学歴フィルター」は、採用する側の選考にかかるコスト(時間や労力など)削減に寄与するシステムだと言えます。 もしも、これで足切りを設けないでいると、どうなるでしょうか? 皆が憧れる大企業だと何千、何万人と応募者が集まってしまい、今度は採用側の負担が大幅に増えて、丁寧な選考が難しくなってしまいます。利益をもたらす優秀な人材を獲得するための採用活動なのに、就活生の見極めにコストがかかりすぎるのは本末転倒です。 ちなみに、『就職白書2020年』によると、2020年新卒採用における1人あたりの平均採用コストは約94万円でした。採用する側も非常にお金をかけていることがわかります。 ここでもう一度相談内容に目を移してみましょう。もしも、「学歴ではなく経験などを重視するべきだ!」と社会が変わってしまうと、どうなるのか?...
退職金への課税、格差是正へ 骨太方針の概要判明 記事によると… ・長く勤めるほど優遇される退職金の課税制度を改める ・「転職すると不利」解消し成長分野への労働移動促す ・少子化対策や生成AIのルール作りも骨太方針の柱に 政府が6月中に策定する経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)の概要が2日分かった。 同じ会社に長年勤めるほど優遇される退職金への課税制度を改め、勤続年数による格差を是正する方針を盛り込んだ。転職すると不利になるため円滑な労働… (略) 2023年6月2日 23:00(有料会員) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA02C0T0S3A600C2000000/ 『日本経済新聞』のご購読お申し込みはこちら 骨太の方針 骨太の方針は、現在では経済財政運営と改革の基本方針と呼ばれており、その発祥は小泉純一郎政権において「聖域なき構造改革」の着実な実施のために、経済財政諮問会議にて決議させた政策の基本骨格であった。 出典:Wikipedia ネット上のコメント ・長年勤めることで、会社が負担していた業務教育研修費用を個人が負担する方向への急加速がさらに勢いを増すなw...
「足がないことより絶望した!」16歳で交通事故に遭い、両足切断した“車いすモデル”(25)が手術後に“最もショックを受けたこと” から続く  16歳の時に事故で両足を失い、車椅子で生活するモデル・インフルエンサーの葦原海(あしはら みゅう)さん(25)。TikTokやYouTubeを中心に、SNS総フォロワー数は70万人超を誇る。2022年秋にミラノコレクション、2023年3月にはパリコレクションのランウェイを歩き、“両足のないモデル”として世界的にも注目されている。  ここでは、そんな葦原さんが自身の“生きざま”を語り尽くした著書『 私はないものを数えない。 』(サンマーク出版)より一部を抜粋。彼女が歌舞伎町でナンパされて“気づいたこと”とは――。(全2回の1回目/ 2回目 に続く)
 漫才コンビ、トミーズの雅が3日、MBS「せやねん!」に出演。オリエンタルラジオの中田敦彦が自身のYouTubeチャンネルで、ダウンタウン松本人志へ「提言」とした動画が波紋を呼んでいることに「ほざいたらアカンて」「土俵がちゃうねん」と苦言を呈した。  番組では、動画で中田が、松本があらゆる賞レースの顔役になっていることから「松本さんに権力集中している」と話したことなどを紹介した。  ダウンタウンとNSC1期生で同期の雅は、それを受け「(相方の)健ちゃんと俺がボクシングで試合するようなもんやろ」と、元日本ランク1位だった自身とボクシングでは素人の相方とが戦うほど、明白な力の差があるとたとえた。  さらに「同じ土俵に上がってからモノ言わんと。ほざいたらアカンて」と苦々しい表情。「土俵がちゃうねん。日本背負っている人と、500万人のYouTube(登録者)背負ってる人やろ。一緒な訳ないやないかい。日本のお笑い背負ってはんねん、この人は」と語気を強めた。  その後、「同期やで。俺、『松本!』って言えんねん」とトーンを緩め、同期会を企画しながら、浜田雅功が連絡をくれないことを嘆くなど、笑いに落とし込んでいた。
スポーツ報知では、名人としての心構えに「温故知新」の言葉を選んだ藤井の原点に、3回の連載で迫る。  * * * *  最年少で名人となった藤井は小学校時代、どんな少年だったのか。精神年齢の高さを評して一言目に「おじいちゃん」と語ったのは、瀬戸市立效範(こうはん)小で、4年生の時の担任だった掛野友美さんだ。  ある時、藤井が発した「5分で分かることを45分しゃべる先生たちは無駄だよ」という言葉が記憶に残っているという。その言葉だけを拾えば、生意気な子どもと取られかねないが、藤井の違いは次に出る。掛野さんが「でもね、5分でわかる聡太みたいな人もいれば、2時間かけてもわからない子もいるから、私たちはその時によって合わせる基準を変えているんだよ」と説明すると、藤井はすぐに納得した。  一方で、無邪気な子どもらしさも見せていた。休み時間はとにかくドッヂボール。読むのは電車の本。運動会ではリレーの選手で、サッカー部や野球部よりも俊足だった。運動部の同級生は掛野さんに「俺ら毎日練習してんのに、なんで聡太に負けんだよ」と不満を漏らす一方、すでに奨励会員だった藤井からは「できれば、宿題も学校で終わらせたいし、遊びも学校でやりたい。家では将棋に没頭したいから」と言われたという。  「こんなすごい人になるとは思ってなかった」という6年生の時の担任だった井口亮一郎さんが覚えているのは、卒業文集に藤井が書いた「将棋の横綱になりたい」という将来の夢だ。将棋なのに、なぜ横綱だったのか。「体が大きかったので、お母さんに『将棋がだめなら相撲取りになりなさい』って言われてたみたいで。藤井は『相撲取りにならずに、僕は将棋の横綱になりたい』って返答のつもりで書いたみたいですね」  今、将棋の横綱とも言える「名人」となった藤井。掛野さんは「聡太には、前人未到の八冠になってもらい、瀬戸市を盛り上げてほしいですよね」と期待する。「話す内容は大人っぽくなってるけど、会見を見ると、話し方は変わってない。ああ、聡太だな、って思いますよ」。2人は藤井名人と藤井少年を重ねながら、そっと見守っている。
お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」中田敦彦さんが、「ダウンタウン」松本人志さんに批判的な指摘をした騒動をめぐり、脳科学者の茂木健一郎氏が2023年6月2日までにツイッターやYouTubeで持論を展開した。 「中田敦彦さんが、松本人志さんを批判されていて、とても偉いと思う」 中田さんは5月29日に公開した動画で、「全部のジャンルの審査委員長が松本人志さんっていうとんでもない状況なんですね」と指摘。松本さんに向け「審査員ちょっと何個かやめてくれないですか?」などと提言していた。 茂木氏は同日、ツイッターを更新し「中田敦彦さんが、松本人志さんを批判されていて、とても偉いと思う。そういうメタ認知がなかったら日本の『お笑い』は発展しない」と中田さんを称賛した。 続けて、お笑いやお笑いをめぐる日本のテレビ文化について、「メディアとしての日本のテレビは終わっていないけど、お笑いが中心にある日本のテレビの『文化』は完全に終わっていて、ぼくは全く興味がありません」などと批判的な立場を示した。 6月1日には、自身が2017年に投稿し波紋を呼んだ「日本のお笑い芸人たちは、上下関係や空気を読んだ笑いに終止し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無。後者が支配する地上波テレビはオワコン」などとする投稿を引用し、「このツイートなつかしいな」とつぶやいた。 この投稿をめぐっては、「爆笑問題」の2人がラジオ番組で猛反論するなど、当時大きな議論を呼んでいた。 2日には、お笑いコンテストの審査そのものについて、「誰が審査員やるかというよりも、そもそもコンテストというフォーマット自体が、コメディの創造の自由からかけ離れている。現代アートと無関係に仲間うちでやってる公募展のようなもの」とした。 「日本のお笑いはオワコンですよね」 1日に公開した動画「ぼくが日本の『お笑い』に興味をなくした理由」では、お笑いに対する持論を詳細に語った。 茂木氏は日本のお笑いファンについて、「狭すぎるんですよね。知らないんですよね」と指摘。日本のお笑いの素晴らしさを語るファンについて、「『ダウンタウンはすごかった』とか、いいんだけど、クソどうでもいいなと思って。正直、狭いから」と切り捨てた。 それぞれの人が自分の考えていることや感じていることをできる限り正確に伝えることが「多様性」だとした茂木氏は、中田さんの発言を評価し (以下引用) 「『松本人志さんがお笑いの審査をやりすぎ』というのは、そもそもコメディアンが他のコメディアンをジャッジするっていう構造自体がおかしいでしょ」 (以上引用) とした。 (以下引用)...