中国内モンゴル自治区フフホト市回民区にあるテーマパーク「かかし王国」が、宣伝動画と実物があまりにも違うとの苦情が寄せられ、当局から営業停止を命じられた。
中国メディアによると、宣伝動画では、一面緑の草の上に設置された巨大な数体のかかしの周りで大勢の家族連れなどがくつろぐ様子が描かれていたが、実際は違っていたようだ。
主催者側は「(フフホト市がある中国)北部の天気は陰気で、草も生え始めたばかりで、南部のような緑ではない。動画も南部の素材を使用したと思われるが、かかしは(宣伝動画と)同じものだ」などとコメントしていた。
フフホト市によると、苦情が寄せられたことを受け、回民区の観光当局と市場監督管理当局が調査を行い、虚偽宣伝の疑いがあるとして、主催者に営業停止とチケットの払い戻しを命じた。(翻訳・編集/柳川)