ガソリン値下げと“年収の壁”引き上げを年内に」国民・玉木氏が高市総裁と会談、連立打診にも言及

玉木雄一郎(@tamakiyuichiro)氏がXに投稿した内容が注目を集めています。

玉木氏は、自民党総裁の高市早苗氏と会談を行ったことを明かし、その詳細を投稿しました。冒頭では、高市氏が少し痩せたように感じたため、「健康には気をつけて頑張ってください」と声をかけたと述べています。

続けて、昨年12月に交わされた三党合意が引き継がれていることを確認したとした上で、「①ガソリンの暫定税率の廃止」と「②年収の壁の178万円を目指した本年からの引き上げ」の2点について、速やかな実施を改めて要請したとしています。これに対し、高市氏からは「年内実施を目指してスピード感を持って取り組む」との返答があったと記しています。

ガソリンの暫定税率廃止については、すでに与野党間で協議が進められているとした上で、年収の壁のさらなる引き上げに関しては、自民党と国民民主党の政策責任者による協議体を新たに設け、早期の取りまとめを目指すことで合意したと述べています。年内の実施を目指し、協議を速やかに開始する方針です。

また、高市氏からは首班指名への協力とともに、政策実現の責任を分かち合う形での連立への参加も打診されたと明かしました。これに対し玉木氏は、「まずは昨年12月の三党合意を実現し、信頼関係を醸成していきましょう」と応じたとし、「そうすれば、更なる連携の可能性も広がるので、ぜひ、年内のガソリン値下げと所得税の控除額の更なる引き上げを実現してください」と求めたと述べています。

さらに、国民民主党が掲げる成長戦略「新3本の矢」について説明したほか、日本をもう一度科学技術立国にしたいとの考えを共有したとし、高市氏からも「全く同じ思いである」との返答があったことを紹介しています。この点については、国民民主党としても協力していく姿勢を示しました。

最後に玉木氏は、「参院選から3ヶ月近く経っています。もうこれ以上、物価高騰で苦しく国民を待たせるわけにはいきません」と述べ、政権の枠組みにかかわらず、国民のために必要な経済政策の速やかな実施には協力していく考えを示しています。

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