【進次郎ステマ問題】蓮舫氏「誰もやめた方がいいと言わなかったのでしょうか」「もう政治家としての良識を捨てている」

 立憲民主党の蓮舫参院議員(57)は28日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、自民党総裁選(10月4日投開票)をめぐる小泉進次郎氏(44)陣営の「ステマ指示」問題について言及しました。

 蓮舫氏は、SNS上の誹謗中傷や匿名の悪意を扱った塩田武士氏の小説『踊りつかれて』を読んでいると紹介。そのうえで、「ステマ。」と進次郎氏陣営の動きを指摘しました。彼女は、「自民党総裁選は実質、内閣総理大臣を選ぶ選挙です」と述べ、誰がその指示を出し、文章を起草し、陣営内で共有されたのかを問いかけました。特に、かつてデジタル大臣を務めた牧島かれん氏(48)が、広報班長を務めていたことを挙げ、「なぜ、誰もおかしい、これはやめた方がいいと言わなかったのでしょうか」と疑問を呈しました。

 また蓮舫氏は、「勝つための異常な熱が候補者陣営にあったとすればその時点で政治家としての良識を捨てています」と述べ、候補者側の“勝利至上主義”を批判しました。最後に「自民党員、所属議員はどのように判断をされるのでしょうか」と述べて投稿を締めくくりました。

 この投稿を通じて、蓮舫氏は今回のステマ問題を単なる選挙戦術として片付けるべきではないとの姿勢を示したといえます。

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