逮捕の男は指名手配を知らず“免許センター”に 栃木の住宅から“1億円”窃盗

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2年前に栃木県さくら市の住宅から現金およそ1億円を盗んだとしてきのう、男が逮捕された事件。逮捕のきっかけは、本人がとった“ある行動”でした。

カメラを向けられ笑顔でポーズをきめる男。窃盗などの疑いできのう逮捕された、自称・埼玉県行田市の建設作業員手伝い・富田匠容疑者(36)です。

富田容疑者は建設作業員の40歳の男とともに、おととし4月、さくら市の78歳の男性宅に侵入し、現金1億円あまりや貴金属を盗んだ疑いがもたれています。

近隣住民

「(警察の)車がいっぱい朝早くからどんどん入ってきたので、何あったんだろうと思ったら、お金を盗まれたっていうことだった」

建設作業員の男(40)は去年1月に逮捕され、すでに裁判で刑が確定していますが、富田容疑者は逃走を続け指名手配されていました。

事件発生から2年あまり経っての逮捕。

捜査関係者によりますと、富田容疑者はきのう、埼玉県鴻巣市の運転免許センターを訪れ、免許取得のための試験を受けていて、駆け付けた警察官に逮捕されました。自分が指名手配されていることは“知らなかった”ということです。

被害者と富田容疑者には面識がなく、警察は犯行にいたったいきさつを詳しく調べています。

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