東山紀之さん謝罪全文 「ジャニーズの名前存続させるべきか」

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ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題をめぐり、同事務所に所属する俳優、東山紀之さんが21日、自らがキャスターを務めるテレビ朝日系の情報番組「サンデーLIVE!!」で「心を痛めたすべての方々、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。

番組では、ジャニー喜多川前社長(令和元年死去)による性加害を訴えた元同事務所所属の男性2人を招き、立憲民主党がヒアリングを国会内で開催した件などを取り上げた。番組で東山さんは「先週事務所より喜多川氏に関する公式見解が出されましたので、私自身の考えを伝えさせていただきます」と自ら切り出し、性加害問題に対する見解を述べ始めた。

東山さんは「喜多川氏に対する元ジュニアたちの勇気ある告白は、真摯(しんし)に受け止めねばなりません」とした上で、「未成年に与えた心の傷、人生の影響は計り知れません」と語った。

さらに「現在在籍しているタレントはどうすべきなのか、告発された皆さんにどう対処するべきなのか、そもそもジャニーズという名前を存続させるべきなのかを含め、外部の方とともにすべてを新しくし、透明性を持ってこの問題に取り組んでいかなくてはならないと思っています」と持論を訴えた。

番組での東山さんの発言は以下の通り。(浅野英介)

先週事務所より、喜多川氏に関する公式見解が出されましたので、私自身の考えを伝えさせていただきます。この件に関しましては、最年長である私が口を開くべきだと思い、後輩たちには極力待ってもらいました。彼らの心遣いに感謝します。

今回の喜多川氏に対する元ジュニアたちの勇気ある告白は、真摯に受け止めねばなりません。実際に、被害を訴えられていることは本当に切実で、残念でなりません。未成年に与えた心の傷、人生の影響は計り知れません。今回事務所から再発防止策が出されましたが、われわれもどのような未来を迎えるべきなのか、現在在籍しているタレントはどうすべきなのか、告発された皆さんにどう対処するべきなのか、そもそもジャニーズという名前を存続させるべきなのかを含め、外部の方とともに、すべてを新しくし、透明性を持ってこの問題に取り組んでいかなくてはならないと思っています。

心を痛めたすべての方々、本当に申し訳ありませんでした。今後は今いるみんなとともに、安心して応援していただけるよう、一丸となって全力を尽くしてまいります。日曜の朝にこのような話をしてしまい、重ね重ねおわびを申し上げます。

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