屋台のこいのぼりを引きちぎった集団が名乗り出る、本人と両親が警察署を訪れ謝罪…屋台側は被害届を取り下げる

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先週、帯広の飲食店街に飾っていたこいのぼりを男女の集団が外して捨てた事件で、8日、関わった2人が警察署を訪れ、飲食店街を運営する組合に謝罪しました。

2日午前5時ごろ、帯広の飲食店街「北の屋台」で撮影された防犯カメラの映像には、男女の集団が入口に飾っている赤いこいのぼりを引っ張って外したり、飛び跳ねて、青いこいのぼりを引っ張って外したりするようすが映っていました。

このうち、赤いこいのぼりは近くの通路に捨てられていたということです。

こいのぼりは、屋台の店主らが「こどもの日」にあわせて用意したものでしたが、心ない行為に飲食店街を運営する組合は5日、警察に被害届を出しました。

北の起業広場協同組合 松下博典専務理事(5日)

「非常に悲しい気持ちもありますし、憤りという感じです」

警察は、器物損壊事件として捜査していましたが、その後、男性2人が飲食店街に来て自分たちの行為であることを明らかにしました。

そして、男性2人は、8日警察署を訪れ、こいのぼりを引っ張って外したことなどを組合側に謝罪しました。

北の起業広場協同組合 松下博典専務理事(8日)

「本人と両親も来て、本当に心から反省しているという言葉はいただいた、今後社会人としてどう行動していくか、どういう考えを持っているか自分の頭の中でしっかり考えていただきたい」

組合側は、今回の謝罪を受け入れ、被害届を取り下げたということです。

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