「ジュンさんと繋がってるんじゃないか」 広末涼子が「週刊文春」に激白した事務所への不信 から続く
女優・広末涼子(42)とW不倫関係にあるミシュラン1つ星店「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)が「 週刊文春 」の取材に約200分にわたって応じ、同店を運営する「sio株式会社」(東京都渋谷区)の社長を近く退任する予定であることなどを明かした。これまで鳥羽氏は6月14日に不倫関係を認める声明文を発表したのみで、メディアの取材に応じていなかった。
「全面的に申し訳なかったと言いたい」
「週刊文春」は6月8日発売号で、広末と鳥羽氏のW不倫を報道。続く6月15日発売号では、2人が密かに交わしていた直筆の手紙や交換日記の存在などについて取り上げた。さらに6月22日発売号では、広末の夫、キャンドル・ジュン氏(49)の60分に及ぶ直撃インタビューを掲載。同号では、広末本人も電話取材に応じ、「ジュンさんと繋がってるんじゃないか」などと事務所への不満を繰り返し吐露していた。
鳥羽氏が「週刊文春」の取材に応じたのは、6月22日。髭は幾分無精に伸び、表情には疲れも滲んでいた。冒頭、以下のように述べた。
「まず自分が広末さんを好きになってしまって、物事の順番も含め、世の中の人が『それは違うんじゃないか』ということをしてしまった。全面的に申し訳なかったと言いたいです」
W不倫問題が発覚して以降、企業からの契約解除が相次ぐ
鳥羽氏は2018年5月、「ハレンチ株式会社」を設立。2019年4月、商号を「sio株式会社」へと変更した。現在では、代々木上原の「sio」のほか、広末が5月16日に訪問した表参道の「Hotel’s」など、全国8店舗を運営。レシピ本も多数出版し、NHK「きょうの料理」などテレビでも活躍してきた。民間調査会社によれば、sio株式会社の売上高は右肩上がりで、2022年度は約4億3000万円に及ぶ。最近では、コンビニとのコラボ商品を販売するなど、幅広く事業を展開させていた。
ところが、W不倫問題が発覚して以降、企業からの契約解除が相次いでいる。6月19日には、乳製品の製造・販売を行う「六甲バター株式会社」(神戸市中央区)が、大阪・関西万博出展に向けたメニュー開発などの契約解除を公表。さらに6月20日には、バイオテクノロジー事業を行う「株式会社ユーグレナ」(東京都港区)が6月14日付でコーポレートシェフとしての契約を解除したと発表した。NHK「きょうの料理」も事実上、降板状態になっている。
仕事もお金もほぼなくなった
鳥羽氏に聞いた。
――会社の損失は?
「億単位、3億くらいになるんじゃないかなって予想してますけど、まだ収束してないので……決まっていたクライアントさんが40社くらいありますが、9割はもう無くなりました。超でかいプロジェクトも無くなり、5年間で築いたおカネもほぼ無くなった」
近く、社長辞任を発表する見通し
――社長のポストは?
「すぐに辞める気持ちです。相手方の処分(広末は無期限謹慎処分)もあるし、世の中の声を受けて、自分が反省しているという意味で何か形が必要だと思う。責務のある立場を自分がそのまま引き継ぐわけにはいかない。僕が代表を退いても、意志を継いだ皆がやってくれると思っていますので」
鳥羽氏は近く、社長辞任を発表する見通しだ。
そして、社長辞任の引き金にもなった広末との関係は今、どうなっているのか――。
6月28日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および6月29日(木)発売の「週刊文春」では、鳥羽氏の直撃インタビューを掲載。広末との出逢いから、手紙や日記で愛を深めていった過程、高級ホテルの予約や宿泊、「週刊文春」に直撃された際の心境、糟糠の妻や家族への想い、さらに広末との再婚の可能性まで、約200分にわたって明かしている。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2023年7月6日号)