小沢仁志が、5月3日公開の自身のYouTubeチャンネルで、昭和の名優のエピソードを語った。
小沢は、刑事ドラマで共演した渡瀬恒彦さんから、対決シーンでキレられたことを告白。小沢がアドリブを入れると、渡瀬さんがトイレのドアを蹴って「この野郎、なにアドリブかましてんだ、このクソガキが!」と激怒された。
それでも小沢は「でも、監督はOKと言いましたよね」と引き下がらなかったと明かしていた。
中野英雄も渡瀬さんと共演して、「僕もアドリブかましたときに、平手で殴られて、ここ(頬)にあとが残って(撮影が)30分休憩になった」と秘話を披露。小沢は「あの頃の時代のことを今に持ってきたら、パワハラの権化しかないじゃん」と懐かしんでいた。
小沢の話に、YouTubeのコメント欄にはさまざまな声が書き込まれた。
《昔のやり方でやってらした時代の撮影現場って、やり過ぎな気遣いもなく、だからこそ後で笑って話せたりするんでしょうね》
《お二人の話とても面白い。共に色々と苦労してきたのを笑い話にできる関係素敵です》
《中野サンとのコラボ嬉しいですね。貴重なお話が聞けて嬉しいです》
「小沢さんは今回の動画で、小林旭さんについてのエピソードも披露しています。当時、撮影で共演者をビンタするシーンで本当に当たってしまうことがあり、場合によっては歯が飛んでしまうこともあったそう。
小沢さんによると、そんなとき小林さんは『悪かったな』と腕にしていたロレックスの高級時計をその場で相手に渡していたこともあったそうです」(芸能ライター)
現代のものさしでは推し量れない「男の美学」があったのだ。