【現代の闇】香港のマクドナルドに地元民が大量に居座る?いったいなぜ・・・

“マック・レフュジー”と呼ばれる難民たち
24時間、100円でドリンクやハンバーガーが楽しむことができる、マクドナルド。お金がない人にとっては非常にありがたいお店である。

世界各国に展開しているが、中国・香港のマクドナルドは夜になると、家がない人々や、光熱費を節約したい人が集まり始めるのだという。

当記事では、経済成長を続ける香港の闇をお送りしよう。

深夜、香港のマクドナルドには、仕事から帰ってきた地元民が訪れる。安い食事にありつけ、空調がきいているマクドナルドは、家のない人たちにとっては天国と言えるだろう。

現在、香港は世界でもトップクラスの国家となったが、一方で激しい格差が広がっている。超高層ビルがひしめく中、低賃金で働く労働者は、地価の上昇と共に家賃が払えなくなってしまったのだ。

こうしたマクドナルドに来るホームレスたちを、地元では”マック・レフュジー(マクドナルド難民)“と呼ばれているという。

夜が更けると、店内に残るのは若い労働者と家のない高齢者ばかり。疲れ果てており、席で眠りこけている様子が見受けられる。

香港のメディア”South China morning post”の取材では、高齢者は「ここには話し相手がいるし、ここはエアコンがあって快適だから」と明るく話していたというが、笑顔の下には悲しみがにじんでいたという。

マクドナルドはこれを受け、追い出すどころか、むしろ歓迎する姿勢を見せている。

いつでも、どんな立場の人でも来てほしい。すべてのお客様に快適な思いをしていただくため、更におもてなしをしていくつもりです。

日本で言えば、ネットカフェのような存在に近いだろう。ホームレスシェルターなどの社会保障が行き届いていない中国では、今やマクドナルドがシェルターとなっているのだ。

マクドナルドの寛大な対応に、多くの家なき人達が感謝しているに違いない。だが言うまでもなく、彼らが普通の家に住めるようになるよう、政府は何かしら対策を打つべきだろう。