イギリス流「野次の戒め方」が爽快だと話題に

日本の国会では迷惑な野次が飛び交うことが多く、学級崩壊ならぬ国会崩壊に国民はうんざりしてしまうことがある。では所変わって海外ではどうなのだろう?

イギリスのウィットに富んだ戒め方を紹介したい。

▼動画フル。

動画冒頭ではジョン・バーコウ下院議長が野次を飛ばす議員を何度も注意するシーンがピックアップされている。イギリスは現在、EU離脱問題で大変揉めており、議会が荒れているのだ。正攻法では埒が明かず、野次の声は一向に収まらない。

バーコウ議長はそこでブチ切れる…のではなく、なんとユーモアを交えて相手を戒めるという方法をとるのだ。

バーコウ議長のセリフまとめ

・野次はやめておきなさない。息がもったいない

・野次を重ねて発言を遮ろうとするのは今日も、明日も、いつでも無駄です

・実際のところ、あなたは野次が下手です

・高い地位に見合う礼節を伴うべきです

・発言するならまずは自分の居場所を知るべきです。座席です

・議会専門家になりたいようですが、残念ながらゴールはまだ遠いようですね

・(元弁護士の議員に対して)着席したまま叫ぶのは法廷では許されませんよ。だから政界に転身したのかもしれませんけど

・幹事長の発言中、他人の仕事をやろうとしないことです。失礼ながらあなたの手には負えません

正攻法でただ単に野次をやめるように注意するのではなく、野次を飛ばしている議員を特定したうえで相手の弱点を突くようにして攻撃する。要するに、議員は発言者を攻撃する側だったのに、いつの間にか議長から攻撃を受ける側になっており、恥ずかしい思いをするということだ。

さすがは紳士の国イギリスといったところ。表現に気をつけて上品でありつつも相手をしっかり牽制する。ここまで余裕をもって仕事を進められる人は優秀だ。見習いたいものである。

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