【すごい!】肌のトーンが違う男性の腕を移植したインドの女性、徐々に腕の色が体と同化

腕の移植手術もここまで進化
「移植手術」と聞くと、多くの人がまず臓器移植を想像することだろう。だが、医療技術の進歩により、顔面や胸といった外部組織の移植技術も進んでいる。

中でも新しいのが、なんと腕の移植手術。

2008年にドイツの医師が最初に成功したのを皮切りに、事故で腕をなくしてしまった人や、手足を失った退役軍人を対象に、現在でも移植が行われている。

その患者の一人である、インドに住むシュレヤ・シッダナゴウダーさん(21)は、3年前の2017年に移植をおこなった。

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Posted by Shreya Siddanagowder on Saturday, September 30, 2017

2016年、当時18歳だったシュレヤさんは、地元から大学のある街へ戻る途中、大きなバス事故に巻き込まれ、両腕の肘から下をすべて失ってしまった。

担当医より両腕の移植をすすめられ、移植の待機リストに登録したというが、当時待機リストには200人もの患者がいたという。それから、腕がないまま長い時間を過ごすこととなったそう。

やがて1年後の2017年8月、やっとシュレヤさんに適合するドナーが発見された。

神経や筋肉の縫合などを含め、およそ13時間の手術の末成功したというが、たった一つ懸念点があったそう。肌のトーンが違う男性の腕だったのだ。

手術直後に「アジア初の腕の移植」として報じられた映像では、移植された腕は男性そのものだったという。毛深く、女性の手としてはかなりゴツゴツしている印象だったそうだ。

念願の腕を取り戻したとはいえ、年頃の女の子にとっては気になる部分だったに違いない。

だが、手術から3年がたった今年3月、驚くべき映像をインドのメディアが公開した。

機能回復し、移植したとは思えないほど同化した腕

映像には、21歳の大人になり、少し垢抜けたシュレヤさんの姿が。腕を見ると、手術痕はまだ目立っているとはいえ、もともと男性の手だったとは思えないほど自然な状態になっている。

機能面も日々回復しつつあるというが、一部の筋肉や指はまだ完璧に使えない状態なのだそう。だがインタビュー内では「自分は普通の人間だと思えるようになった」と、素直な心境を語っていた。

現在は、マニキュアなどのおしゃれも楽しんでいるというシュレヤさん。大学卒業を間近に行った最終試験では、自らの手でしっかり答案を書いて受けたそう。

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どこか人間の体の神秘を感じた今回の出来事。医療が発達した今でも、まだ未知の部分が多いのかもしれない。